排泄について基本的なことを書きます。
排泄は、様々な生命活動によって生じる不必要な物質(老廃物)、有害な物質を体外に排出する手段のことを言います。
排泄には、
①肺から二酸化炭素を排出する呼吸
②腸から食べかすを排出する排便
③皮膚からの不感蒸泄、発汗など
が含まれます。
代謝産物の大部分は、腎臓を中心とする泌尿器系によって排泄されます。
排泄と言うと便や尿がすぐに思い出されますが、呼吸も不感蒸泄も覚えておいてくださいね。
あとは、排泄は有害な物質を体外に排出する手段なので、排泄が滞るとその毒性によって身体に症状がでてきます。
代謝によって生じた産物は、血液中に溶け込んで全身を巡った後、腎臓にいきます。腎臓で血液から排泄されるべき物質を取り出し、血液を再びキレイな状態に戻しておくりかえします。この時、老廃物や有害な物質が溶け込んだものが尿になるということです。
ちなみに膀胱内にある時の尿は、菌が全くいない無菌状態です(*^^*)
<補足>
不感蒸泄
呼気に含まれる水蒸気や、感知できない程度に皮膚から分泌される汗などのことを言います。
不感蒸泄の量は、1日で700~900mlもでていますよ!(*^^*)
水分補給大切ですね!
体温調節にも使われるので、熱いときはより量は増えますので看護計画に活かしてくださいね!